診療内容

乳がん検診

当院では、乳がん診療の経験のある医師(外科医)による乳がん検診を行っています。

大阪府箕面市の市民検診では、40才以上の方に視触診とマンモグラフィーによる乳がん検診を行っています。大阪府池田市にお住まいの方は、乳がん検診の無料クーポンをお持ちの方のみ視触診とマンモグラフィーによる乳がん検診を行っています。大阪府豊能町にお住まいの方は、平成30年4月から豊能町の乳がん検診をお引き受けする予定です。大阪府豊中市、吹田市、茨木市、大阪市、摂津市などにお住まいの方は、症状のある方に乳がんの検査として、視触診・マンモグラフィー・エコー(超音波検査)を保険診療で行います。

乳がんの精密検査

乳がん検診の結果が要精査となった場合には、エコー(超音波検査)と細胞診・針生検で確定診断を行います。場合によっては、ステレオ下マンモトームを行います。診断確定が難しく、再検査や経過観察が必要になる場合があります。細胞診は、実績のある阪大微研に依頼しており、早ければ検査翌日に結果説明が出来ます。針生検は、乳がんの病理検査を専門とされている坂元記念クリニックに主に依頼しています。

乳がんの手術

乳がんは、がんの大きさや進み具合、年齢や治療の好みによって治療の選択肢が複数の場合があります。

乳がんの手術では、まず乳がんの大きさ、乳がんの広がりや存在部位によって、乳房温存手術を行うか乳房切除術を行うかを決定します。乳房の大きさと乳がんの大きさや存在部位によりきれいな温存術が出来るかどうか左右されます。

無理をして乳房温存手術を行うよりも、乳房切除を行った後に乳房再建術を行う方が、美容的に良い場合もあります。また、乳がんが大きくて温存が難しいけれども、手術前に化学療法(抗がん剤)で小さくなれば温存手術ができるようになる場合があります。ひとりひとりの病状に合わせて治療法を選択することが重要です。

センチネルリンパ節生検という、わきのリンパ節を切除した後の後遺症を軽くする方法が標準になっています。現在は、センチネルリンパ節に乳がんの転移があっても少数なら残りのリンパ節を切除しなくても生存率が悪くならないことがわかっており、当院でも乳がん術後の後遺症を出来るだけ少なくするように心がけています。乳がんのセンチネルリンパ節生検に関する研究で、社団法人医学振興銀杏会から地域医療に関する研究助成金を、日本乳癌学会からは第5回久野賞と2006年度の研究奨励賞を頂きました。さらには、欧米の学会や専門誌への発表を行っています。