手術後の生活(日々の生活)

生活


「必ずこうしたほうがよい」という食事方法や食材はありません。バランスよく、腹八分目をこころがけて、楽しんで食事をするようにするとよいでしょう。

乳がんの経過に影響をあたえるのは、「肥満」です。特に「ホルモン感受性のある乳がん」と診断された人は、体重の増加には注意が必要です。

また、定期的に行う軽い運動は、肥満の予防とストレス解消にも有効です。まずは20分程度の散歩やウォーキングなどからはじめましょう。自分にとって必要な運動量に関する指針が厚生労働省から出されています。

おしゃべり、お買い物、映画鑑賞、ヨガ、ストレッチなど、今まで楽しめていたことは、続けてやってゆきましょう。

下着選び

乳房温存術をうけられた人で、手術前の乳房と形やボリュームがあまりかわらない人は手術前に使っていたブラジャーがそのまま使えるでしょう。

しかし、乳房の変形が気になる人や乳房切除術をうけた人は、専用のブラジャーをつけることでかなりカバーすることが出来ます。ワイヤーが痛かったり、締め付け感が気になる人もいるかもしれません。特にリンパ隔清をうけた人は、ブラジャーや下着のしめつけを避けたほうが賢明でしょう。このような場合にも、専用のブラジャーが必要になります。

ブラジャーは、試着をしてから購入することをおすすめします。また、治療の経過にともなってサイズがかわるかもしれません。まとめ買いを避け、サイズ調整などに応じてくれるか確認をして購入しましょう。

性生活

性生活のあるなしが、乳がんの経過に影響することはありません。たとえば、手術後まもなくはそんな気分になれなくとも、あなたとパートナーがその気分になったときが、再開する時期だと考えてください。

ただ性欲や性感は、抗がん剤治療やホルモン治療の影響はもちろん、精神的なものからも大きく影響をうけます。手術後や治療中は、性欲や性感が変化することをパートナーに伝えておくことも必要でしょう。

また、再開当初からうまく性交することにこだわらずに、手をつなぐ、からだに触れるなどのスキンシップを大切にするとよいかもしれません。

抗がん剤治療やホルモン治療の影響により、性交痛がある場合があります。多くの場合、パートナーにそのことをきちんと伝えて、配慮してもらうか、膣潤滑ゼリーなどを使用すると楽になることがあります。

抗がん剤治療をしている人は、白血球や血小板などが低下する時期には性交は一時的に避けたほうがベターでしょう。