Mさん(吹田市在住)

自分はまだ病気とは無縁だと思っていた32才の春、私は「乳がん」と診断されました。腫瘍の大きさは、約3.5cm。リンパ節転移の可能性は低いと。

家に帰り、少しくよくよしていた時間もあったけれど、泣いても病気が治るわけじゃなし。何より、私は、小学生の娘2人と、当時7ヶ月の息子の育児に追われる毎日でした。これから治療を受けて、治ったらラッキー。治らなかったとしても、今、自分に出来る事をすれば良いんだ。子供は私の生き様を見て育つ・・・その想いが、私を強くしていました。

自分が「がん」だという事は、すぐに受け入れられたけれど、抗がん剤治療は苛酷なものでした。副作用の吐き気がひどく、投与の度に入院(計4回)しました。

髪が抜け始めた時は、ショックが自分の覚悟を上回り、一度家族の前で大泣きしました。家の床が髪の毛だらけになってしまうので、私の場合は、残りの毛をバリカンで刈り、その後はウィッグと帽子で乗り切りました。

抗がん剤での術前療法の後に手術という治療は、色々調べて自分で決めました。思いは通じ、手術の時には、腫瘍は一回り縮小していました。

乳房温存術、成功しました。術後目が覚めて、胸が残っているのは良いけど、ワキの下にチューブが・・・まさか!・・・リンパ節に一つだけ転移してたって。正直、少しショックだったけれど、仕方ない。リハビリ頑張ろう!入院中のドレーン、痛かったなぁ・・・。

退院後、今現在はホルモン療法(1日1錠)と、3ヶ月に一度の、排卵を止める注射を続けながら、告知される前と変わらない生活を送っています。

今の私があるのは、しんどい時に支えて、助けてくれた、周囲の人達みんなのおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです。主人と主人のお母さんにも、たくさんお世話になりました。あなた達にもしもの事があった時は、私に面倒見させてください!・・・そんな気持ちです。私の母、友人達、子供達・・・みんなみんな私に乗り越える力をくれてありがとう。これからもよろしくね。