Nさん(箕面市在住)

私が胸のしこりに気づいたのは、誕生月検診でビデオを観ている時でした。それまでも、自己チェックはしているつもりでしたし、自分は乳がんにはならないだろうという思い込みもあったので「なんで!?」という思いでした。

その場での超音波検査にも黒い陰が・・・。すぐに、相原病院への紹介状を書いていただきました。それから、乳がんに書かれてある本を買い、必死に読みました。リスクの高い人の条件が10条書かれてありましたが、どれも自分にあてはまるとは思えませんでした。しいて言うなら、最近太ったことぐらいしか・・・。ますます「なんで?なんでなの!?」という思いが大きくなりました。

しかし、現実は受け入れなければなりません、そう思うと、少し冷静になれました。相原先生のていねいな説明やスタッフの方の励ましの言葉を聞いていると「私だけが特別ではないんだ。」という気持ちになりました。

手術を受ける日程も「少しくらい慌てても変わりませんよ。」という言葉に安心し、身の回りの事や、家の事、家族の事も、できる事はやっと安心して手術に望むことができました。

手術は大した痛みもなく、眠っている間に終わっていました。

今、手術から半年経って、治療はもちろん続いていますが、自分が乳がんだという事を忘れそうなくらい元気です。胸に少し残った傷も薄くなって、銭湯に行く勇気もできました。

ただ、不安が全てなくなったわけではありません。その事を相原先生にお話しすると、「歩道を歩いていても車が飛び込んでくることはあるし、人生に絶対なんてないと思いませんか?あなたは今できるベストの治療をしてベストを尽くしているのですから。心配ばかりしててもしょうがないでしょう。」と言われました。

その通りだと思いました。100%はなくても、今を大切にして、前向きに生きて行こうと思いました。