放射線治療について

目的

手術の後に行う放射線治療は、乳がんの手術部位やリンパ節の再発を減らすためのものです。乳がんに対して乳房温存術を行った場合には必須です。
乳房切除術でも、リンパ節への乳がんの転移が多い時に行います。
乳がんが転移をした時も、症状により放射線治療を行う事もあります。

方法

放射線治療は副作用を減らすため複数に分けて行います。
通常25回(25日)ですが、16回(16日)で済む場合もあり、一回にかかる時間は数分です。

副作用

乳がんの手術部位を中心に治療するため、副作用として日焼けのような皮膚炎がおこりますが、塗り薬で対処できます。頭髪は抜けません。
まれに肺炎になるので、長期間咳や発熱が続く時には相談して下さい。
また、ごくまれに、心臓に影響が出ることがあります。

地域病院との連携

相原病院では、お住まいに応じた病院と連携して放射線治療を行っています。主な病院は、彩都友紘会病院、大阪刀根山医療センター、市立池田病院、済生会中津病院、関西労災病院などで、当院で予約を取りますので、安心して通院して頂けます。